【車両・エンジン情報】
搭載車両:
Ford F-150 / Explorer / Lincoln Navigator 等
エンジン:
V6 EcoBoost(直噴ツインターボ)
作業区分:
エンジン内部重整備・タイミングチェーン交換

【ご依頼内容・よくある症状】
フォードの主力であるエコブーストエンジンで、ある程度の走行距離を超えると発生しやすい特有のトラブルがあります。
エンジン始動時(特に冷間時)に、フロント周りから金属の打音が数秒間する。
エンジンチェックランプが点灯し、診断機で「カムシャフトポジションのズレ(タイミングエラー)」が検出される。
これらの症状が出た場合、エンジン内部の「タイミングチェーンの伸び」や、バルブタイミングを制御する「カムフェイザー(VVTスプロケット)の内部不良」が強く疑われます。放置すると最悪の場合、エンジンブローに繋がる危険な状態です。

【作業プロセス:補機類の山を越えて】
この修理は重整備になります。まずはエンジン上部のインテークマニホールドや、高圧燃料ポンプ、冷却系、複雑に這い回るハーネス類を全て取り外していきます。ツインターボかつ直噴エンジンのため、補機類の密度が非常に高く、フロントカバー(タイミングチェーンカバー)に辿り着くだけでも相当な時間を要します。

【エンジン内部の全貌と精密な組み付け】
フロントカバーを開け、エンジンの心臓部へアクセス。
複雑に掛けられたタイミングチェーンと、各バンクのカムシャフトを駆動するギア(カムフェイザー)が確認できます。
専用ツールによる固定:
チェーンやフェイザーを交換する際、カムシャフトが動いてしまうと、ピストンとバルブが衝突してエンジンが破壊されます。フォード指定の特殊工具(SST)を用いてカムシャフトを厳密にロックしてから作業を行います。
緻密なトルク管理:
新しいチェーン、テンショナー、ガイドを組み込み、規定トルクでボルトを締め付けます。ここはメカニックの腕と正確さが試される領域です。
【Quad Driveの視点:ソフトもハードも極める】
最近のクルマは「パソコン(診断機)がないと直せない」と言われますが、それはあくまで一面に過ぎません。
どれだけ電子制御が進化しても、その奥底で動いているのはこうした「金属と金属が擦れ合う精密な内燃機関(メカニカル)」です。
Quad Driveでは、最新のオンラインコーディング等の「ソフト面」の解析はもちろん、今回のようなエンジン内部に手を入れる「ハード面」の重整備も行います。エコブーストエンジンの異音や不調でお悩みの方は、ぜひ私たちにご相談ください。
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