CASE STUDY作業事例

【QuadDrive Service Blog】1,200kmの旅を経て、遥々、熊本から届いた「SOS」

 

今回入庫したのは、シボレー・シルバラード。なんと、1200km離れた熊本から、船とレッカーを乗り継いでやってきました。
オーナー様はこれまで何軒もの修理工場をハシゴされたそうですが、どこもお手上げ状態。「最後はQuadDriveへ」と、藁をも掴む思いで弊社をご指名いただきました。

シボレーシルバラードの故障診断

徹底的な「しらみつぶし」
症状は「時々、エンジンの掛かりが著しく悪い」というもの。
一見シンプルに聞こえますが、現代のV8エンジンにおいて「時々」起きる不具合ほど厄介なものはありません。私とメカニックの2人で、理論に基づいた徹底的な点検を開始。

燃圧・点火電圧・点火タイミング
燃料噴射タイミング・パルスワイズ
バルブタイミング・エンジン圧縮
エアフロ・MAPセンサー
クランク&カムセンサー・PCM(コンピューター)……

あらゆる数値を最新機材で追い、波形を確認し、一つひとつ「白か黒か」を判定していきます。画像にあるのは、フューエルインジェクターと点火コイルの同期タイミングを測定している瞬間です。

突き止めた原因に、思わず「苦笑い」
数日間の格闘の末、ようやく真犯人を特定しました。詳細は企業秘密…と言いたいところですが、判明した瞬間、私とメカニックは顔を見合わせて思わず苦笑い。
「…これ、こんな壊れ方する? ミラクルだよね(苦笑)」
長年アメ車を診てきた我々ですら驚くような、物理法則の悪戯のような故障モード。経験や勘だけでは絶対に辿り着けない、まさに迷宮入り寸前のケースでした。

「自己満」と言われても。
来週は東北から、再来週は北海道から。
全国から難題が舞い込んでくる現状、本当にありがたい限りです。
正直なところ、一分一秒を争う経営者としての視点で見れば、莫大な時間を要する難題修理に最新機材を惜しみなく投入するこのスタイルは、ビジネスとして効率が良いとは言えません。
でも、「直ったよ!」という一言でお客さんが見せてくれる笑顔
そして、難解なパズルを解き明かした時のメカニックとしての高揚感。
それがあれば、僕たちのモチベーションは保たれます。
「採算度外視の自己満足」かもしれません。
でも、その自己満足が、誰かの大切な愛車を救う唯一の道だと信じて、明日もまたクルマと向き合います。

 

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GM FORD CHRYSLER、逆輸入車まで全車種故障診断可能です。他では直らないお困りの修理等、お気軽にご相談ください。
クワッドドライブは、アメリカにおける整備士資格「ASE」を取得し、併せてGM Certified Technicianとして認定されたメカニックが在籍しています。アメリカ車、逆輸入車を中心に車検点検、修理、故障診断はもちろん、どんな難題修理でもお気軽にご相談ください。日米の整備士資格保有者が対応いたします。

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