【車両情報】
車種:
Chevrolet Volt (PHEV)
作業区分:
ハイブリッドバッテリー脱着・BMS(バッテリーマネジメントシステム)修理
【「EV」と呼ばれるPHEV】

今回はシボレー製・プラグインハイブリッド車のシステム修理です。この車、構造的にはエンジンも搭載したPHEVですが、米国ではそのEV走行比率の高さから実質的な「EV」として扱われることが多いユニークな存在です。車両から降ろした巨大なバッテリーパック。これが心臓部です。
バッテリースペック: LG製 3元系リチウムイオン
構成: 96セル / 355V
容量: 18.4kWh(小型ですが、一般家庭の1日分以上の電力です)
充電規格: J1772
大型SUVには、この5倍以上の容量が搭載されていますが、基本構造の緻密さは変わりません。
【繊細なるCAN通信の網】
ボンネットの下(フロント部分)には、発電用と駆動用の2基のモーターが鎮座しています。しかし、もっとも厄介なのはその制御システムです。
エンジンマネジメント
バッテリーマネジメント(BMS)
駆動モーター用コンピューター
インバーター / コンバーター / チャージング / クーリング…
これら全てのECUがCAN通信で相互接続されており、どれか一つでも通信エラーを起こすと、即座に走行不能に陥ります。非常に繊細で、高度な診断能力が求められるクルマです。
【温度管理=クルマの命】

スマホや家電と同じく、EVバッテリーにとって温度管理は命です。BMSはセルの電圧だけでなく、温度を常に監視・制御しています。この管理が崩れれば、性能低下はおろか、最悪の場合は発火事故に繋がります。だからこそ、ここを触れるのは限られたプロだけなのです。
【QuadDriveの視点:整備士から「電気職人」へ】
有名なEV研究家の格言に、こんな言葉があります。
『電池を制する者は、車を制す』
まさにその通りだと思います。
EVに限らず、高度に電子制御化された近年の内燃機関車も含め、自動車整備は電気職人(エレクトリシャン)としてのスキルがないと直せないフェーズに入りました。機械的な修理だけでは完治しない現代のクルマ。バッテリーの内部構造から通信プロトコルまで理解するQuadDriveに、ぜひお任せください。
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