case study

作業事例

クライスラー ダッジ 修理

クライスラー ダッジ

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★正確な故障診断には電圧と電流が基本です★

電気系故障診断の基礎について。
コンピューター、スイッチ、配線、リレー等が故障した場合、故障診断では下記の電圧&電流チェックを必ず行います。

①モーターやソレノイドの電流値(劣化具合の確認)
②接点での電圧低下、抵抗値
③配線、端子の抵抗、端子のカシメ具合による抵抗
④電気負荷(消費電流)に対しての配線の線径の適合
⑤電気負荷時の電圧(負荷、無負荷時の電位差)

何故故障したのか?
単純にリレーやスイッチのみの故障という診断報告だけで大丈夫でしょうか?
故障した主原因が別の部分に隠れている事も多々あります
電気負荷(モーター、ライト、ソレノイド、ファン)の消費電流は大丈夫でしょうか?
主原因を見逃すと同じトラブルを繰り返します。
故障診断のスキルはその先を読むことが大事だと思います

画像は燃料ポンプの電流値計測中です。
消費電流はポンプの劣化具合やプレッシャーレギュレーターの設定圧力で変わります。
クワッドドライブでは燃料ポンプ、電動ファン等の各モーターやソレノイド等の消費電流の正常値データーも全て収集し故障診断に役立てています。

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