case study

作業事例

ピンポイント故障診断

エスカレード タホ サバーバン 

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エンジン内部の故障診断中です。

エンジンエンジン内部に行き着くまでのプロセスとしては
・スキャナーチェック
・エンジンデーター点検
・エンジン廻りのセンサー点検
・インジェクター点検
・プラグ燃え点検
・燃圧計測点検
・コンピューター制御点検
・メカニカル補機類点検
・シリンダー圧縮、ロスリーク点検
・可変バルブシステム点検
・EGR点検
・パージ(燃料蒸発ガス)点検
等を確認しながら故障診断を進めていきます。

車は電気とメカニカルで構成されています。
昔ながらの経験や勘だけでは高年式車両の故障診断はできません。

必要なプロセスを段階的に進めて、現車のデーター、実測結果、更に今までの経験値がプラスされて診断が完了します。

現車データー、実測結果から非分解でおおよその故障箇所を見抜く事が大事です。

車を闇雲に分解するのはNGです。
細かい可動部分や電気部品は見た目では判断できませんし、
人為的な2次災害の原因となります。
特に電子機器は無暗に触ってしまうと症状が復帰してしまい、
原因の特定ができなくなる場合が多いです。
分解が必要な場合は、実測データーから理論的に分析し、可能性の高い部分を絞り込んでから必ず行います。

修理費用を最低限に抑えるには
ピンポイントの故障診断が不可欠となります。

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